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日本共産党福岡市議団の政策と活動

2002年8月12日

福岡市長 山崎広太郎 殿

日本共産党福岡市議団
団 長 宮本 秀国
副団長 黒田ハツ子
幹事長 原田 祥一
星野美恵子
比江嶋俊和
綿貫 英彦
倉元 達朗

米軍艦シャイローの博多港入港の拒否を求める申し入れ

巡洋艦シャイローを含むリンカーン空母戦闘群は、アメリカ・サンディエゴ基地を拠点とする米海軍最大規模、最新鋭の先制攻撃部隊である。佐世保基地や博多港などに分散して寄港したのちインド洋に向かい、アフガニスタンやイラクなどに対する軍事行動に就くものと見られている。

しかも、攻撃型イージス艦であるシャイローは、核トマホークの搭載が可能であり、今回入港に際して核兵器の有無を明らかにしておらず、核兵器の持ち込みの危険性がある。

ブッシュ米政権は、イラクなどを「悪の枢軸」として核兵器の先制攻撃をも辞さない軍事作戦を掲げており、国内外で批判の声が強まっている。米軍に博多港を提供することは、この危険な作戦に手を貸す重大な問題である。

国民のなかには、有事法制をめぐって、「米軍の戦争に国民と自治体を強制動員することは許せない」という世論が高まっている。米軍艦の入港は、有事法制への「地ならし」ともなるものである。このようななかで、博多港への入港を容認すれば、135万市民の安全と平和を守るべき市長の重大な責任は果たせない。

したがって、わが党は、山崎市長が、直ちに次の措置を取られるよう、強く申し入れるものである。


  1. 米軍艦シャイローの入港を拒否するとともに、港湾施設の利用を許可しないこと。
  2. 米軍艦シャイローに対して非核証明書の提出を求めること。

以上


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