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2001年度決算特別委員会

人工島事業めぐりケヤキと庭石に10億円 疑惑を追及

2002年10月21日(しんぶん赤旗2002年10月23日) 原田祥一議員

原田祥一議員

福岡市がすすめる人工島(アイランドシティ)開発で、第三セクター「博多港開発」が利用計画がないにもかかわらず、10億円もかけてケヤキや庭石を購入し、その大半が使われないままであることが明らかになりました。21日の市議会決算特別委員会で、日本共産党の原田祥一議員が調査資料をもとに追及してわかったもの。

問題のケヤキは、林野弘済会熊本支部の仲介で大成産業(本杜・宮崎市)から、1995年10月に200本、続いて99年、2001年、計600本を購入(約6億2千万円)。このうち57本が人工島の緑地帯に植えられましたが、残りは使途が決まらず、業者に1千万円(2年分)使って保管してもらっています。

さらに、購入したケヤキは1本当たり100万円もしましたが、幹回り1メートルから1メートル20センチのケヤキは「枯れた場合の植え替え、いわゆる枯れ保証つけてもせいぜい50〜60万円」(造園業者)といわれるもの。市が購入した街路樹は2万〜6万1千円。

原田市議は「価格も異常だし、600本も買うことも異常、ムダづかいだ。緑地の実施設計もないのに購入するとは不自然だ」と追及。市側は「確保が困難な樹木であり、早い時期に購入したもの」などと言い訳に懸命。

疑惑のケヤキ

庭石については、2000年に福岡県古賀市の業者から3億6千万円かけて1万トンを購入したが野積みのまま。この業者は、資本金わずか450万円、役員は1人だけ。実績もなく、事務所は看板すらでていません。「市の登録業者でないばかりか、建設業法にもとづく登録すらされていない、素姓のわからない業者」(原田議員)。

原田議員は、「こんな買い物を決めたのは誰か」「政治家が関与だと告発がある」と追及、「直ちに調査し、全容を解朋すべきだ」と要求しました。

市は「手続きは適正におこなわれており、調査する気はない」と消極的な姿勢を示しました。


(写真上は、質問する原田祥一議員=10月21日、福岡市議会)
(写真下は、疑惑のケヤキ)


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