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議会報告

2004年度決算特別委員会

博多座 無料券の乱発で“赤字経営”

2005年10月31日 星野議員の総括質疑

星野議員
「博多座」

福岡市議会の2004年度決算特別委員会で10月31日、日本共産党の星野みえ子議員が山崎市長の財政運営について総括質疑を行いました。このなかで、市が出資する第3セクター・外郭団体について取り上げ、博多座の「無料券乱発」問題をただしました。


無料鑑賞が4割
市が「問題あり」と調査を約束

星野議員は、市民からの告発を元に追及。それによると、2004年6月の大歌舞伎など三つの公演について無料招待券による入場がなんと四割。日によっては八割近くが無料券だったといいます。傍聴席から驚きの声があがりました。

大量の無料券は、市幹部OBを含む同社幹部の手によって、JA・農協グループやJR関係企業に流れているといいます。星野議員は「市民は観たくても満席で券が手に入らない。一方でいつもタダで特等席で観られる人がたくさんいる。異常だ」と追及しました。

市民局長は「報告を受けていない」などと弁解していましたが、調査するよう厳しく要求した星野議員に対し、ついに「問題なので調査したい」と答弁しました。


市から補助金5億円 見直すべきです

博多座は下川端再開発の一環として1998年に建設され、市が3億円出資する第3セクター「株式会社博多座」が委託を受けて運営しています。同社は市の委託金五億円を受けているため昨年度約1億9千万円の黒字ですが、無料券を乱発しているため興行損益は1億円を超す赤字です。

博多座の不正常な実態を明らかにして、独立採算を基本にした経営見直しが必要です。そして、劇場を正しく生かして市民だれもが歌舞伎などを楽しむことができるよう文化施策を改善すべきではないでしょうか。


博多座無料入場者の割合(2004年 星野議員の資料より)
2月1〜25日通し狂言・・・43.6%
3月2〜27日松平健特別公演・・・42.7%
6月2〜26日大歌舞伎・・・42.2%

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