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議会報告

2012年6月議会

「禁酒令」は人権侵害、市長は不祥事生まぬ民主的な職場へ改革を
中山いくみ市議が質問

2012年6月25日 中山いくみ市議の一般質問

2012年6月25日、福岡市議会の定例会で日本共産党の中山いくみ市議は一般質問で、市長・教育長がだした自宅外飲酒についての通知、いわゆる「禁酒令」の問題をただしました。

中山市議は、市民に被害を与えた公務員の犯罪は許されず厳正に処すことを求めたうえで、不祥事の背景にある問題について言及。市が2010年の「市職員の人材育成・活性化プラン」で、上からの「やらされ感」、業務量の増大、コミュニケーション不足などを組織的要因としてあげていたことをのべ、トップダウンで決定を押しつけ、人員削減で職場を困難に追いこんできた市長の責任を問いました。市長は自身の運営姿勢が不祥事に「直接結びつくものがあったとは考えていない」と無反省な答弁。中山市議は、人員増や風通しのよい民主的な職場づくりを市長に求めるとともに、開発優先をやめ市民本位の市政へ転換し、職員のやりがいをとりもどすよう提案しました。

また、1万6300人の職員全員に対する勤務時間外の「禁酒令」は事実上の強制であり、憲法に違反する人権侵害だと批判。謝罪を求めましたが市長は拒否しました。

「禁酒令」が多くの市内飲食店などに打撃を与えたことについても、市長は「心苦しい」とは述べたものの、影響の調査や補償は拒み、「ご理解願いたい」と答弁しました。


以上


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