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政策と活動|特集

しんぶん赤旗 2002年8月23日

福岡市が保育所新設/父母・市民・党の運動実る

調査団

福岡市は8月20日、15年ぶりに保育所を新設すると発表しました。

父母や市民が保育所新設を求める請願署名や運動に取り組み、「保育所を増やして」という世論が広がるなか、市がようやく重い腰をあげ方針を転換したものです。

同市の保育所整備計画では、保育園新築(東区和白・三苫で2ヵ所200人分)をはじめ、幼稚園の活用による新設、認可外保育所の認可化(南区老司・花畑など)、小中学校の空き教室を活用した分園などをおこない、6地域に3年間であわせて約1000人の定員を増やすとしています。

この間、同市は待機児を保育所定員増や増改築で対応。その結果、保育所の大規模化や「つめ込み」が問題となる一方で、待機児は解消されず781人(4月1日現在)へと増えていました。

日本共産党は、市議会内外で、待機児解消のため保育所新設などを要求してきました。

21日の市議会第2委員会では、保育所新設などを求める4つの請願がすべて全会一致で採択され、傍聴につめかけた市民らは喜びにあふれました。

日本共産党の綿貫英彦市議は新設を評価しつつ、「分園」の問題点などを指摘しいっそうの改善を求めました。比江嶋俊和市議は「市が計画どおりにすすめるかどうか、ますます運動が大切になっています」と傍聴者と懇談し激励しました。

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