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政策と活動|特集

しんぶん赤旗 2006年5月21日

渡り廊下落ちたまま壁には細かなひび割れ
学校ウッチングその2

「危険個所を教えていただき、助かります」−。「公共施設を考える会」による福岡市内の「わが子が通う学校ウオッチング」活動が、学校関係者から喜ばれています。18日には、福岡県西方沖地震の被害が依然として残る市立簀子(すのこ)小学校を調査しました。

中山市議ら13人

簀子小は、都心の学校らしく、全校生徒186人という小規模校です。

午前9時半、日本共産党の中山郁美市議と同会の福建労や新婦人、民商の代表ら13人が集まって、森智子校長らに「校舎改修に先生方をフォローしたい」とあいさつしました。

チームは、外周りと校内に分かれてウオッチング。「福岡県西方沖地震によるひび割れはきりがないほどあります。震災で落ちた2階の渡り廊下は修復されていません。パソコンルームや音楽室に移動するにも、いちいち一階に降りないといけないので、子どもたちにとっては大変です」と森校長。

壁は森校長の言葉どおり、細かなひび割れが。廊下は段差ができ、数センチほど盛り上がったところも。「子どもがつまずいたら大変ですね」とは、新婦人の永住英子さん(72)。母親らしく、換気などを調べるためにトイレや水飲み場なども丹念に見ました。

フェンスが腐食

一同が驚いたのは、屋根の上にあった鉄とコンクリートのプール。外のフェンスが腐食していたり、飛び込み台もさびているところもあり、「裸足ではけがをするのでは」との声も出ました。

簀子小では、校舎の一部は、被災した玄界小がそっくり間借りしています。12人の教諭が26人の生徒たちを見ています。一行は、玄界小の浅利正勝校長にあいさつしながら、授業に差し障りないように、静かに見まわりました。

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