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政策と活動|特集

2003年1月27日

市議団のとりくみ

原田市議が元市議の造園会社の関与を質問
特別委員会で調査へ

人工島のケヤキ・庭石疑惑をめぐって十七日、福岡市議会の第三委員会が開かれ、日本共産党の原田祥一議員が質問に立ちました。

この問題をめぐっては元市議が筆頭株主をつとめる造園会社・海浜公園振興(株)と関連会社が、第三セクター・博多港開発(株)のケヤキと庭石の購入に介在して、分かっているだけで一億八千万円もの転売益を得たことが報じられています。

この日おこなわれた市当局の追加報告は、「そのような事実はない」とした博多港開発の報告を鵜呑みにしたもの。原田市議は、独自に入手した海浜公園振興の経営報告書をもとに、同社とその関連会社である学習塾・時習館が取り引きに関与した事実を示して、調査のずさんさを指摘しました。

市当局は「再調査が必要」と回答せざるをえませんでしたが、ケヤキ・庭石疑惑にフタをしようとする市の姿勢があらためてうきぼりになりました。

委員会では、保守系議員からも「答弁になっていない」との意見が出され、原田議員も「百条権限のある特別委員会を」とのべるなか、第三委員会として特別委員会などに調査を付託するよう議長に申し入れることが確認されました。

また原田議員は、事件の調査については、利害関係のない第三者によるべきと強調しました。

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