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しんぶん赤旗 2005年2月20日

携帯基地局工事を強行 住民ら差止め申請

NTTドコモ九州(本社・福岡市)が17日、福岡市東区美和台4丁目で携帯基地局の鉄塔建設を強行着工しました。建設に反対してきた地元住民でつくる「『ドコモ九州』対策委員会」は18日、建設差し止めの仮処分申請を福岡地裁に申し立てました。

高さ14.8メートルの鉄塔を建設する予定地は、高台の眺望のよい所にあり、住民は、景観を損なうことや環境破壊、電磁波への不安から建設中止を求めてきました。当事者であるドコモ九州本社の社長が話し合いの場に出てこないため、福岡市が調整に乗り出し、双方の考えを聞き、対話の場を設けたいと16日にドコモ側に通知していました。

翌日、住民に事前の連絡もなく、午前9時頃パワーショベルが運び込まれ、突然、工事が始まりました。これにたいし住民80人近くが集まり、強行着工に抗議しました。日本共産党の原田祥一市議と橋本英一東博多地区委員長も現場に駆けつけ住民を激励しました。

予定地前に住む嘉村多佳子さんは「子どもたちに環境のいいところと、8年前、ここに移ってきました。目の前に一方的に巨大なアンテナをつくるなんて許せません。電磁波も心配です。しかも市がせっかく仲介して話し合いをしようとしていた矢先にぬきうちです。ドコモには誠意がありません」と話していました。

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